


5/21(金)
京都駅へ向かう前に、cafe la siestaに行き、canちゃん仕切りの「ときめきミッドナイト」のオープン前にちょっと顔を出す。見知った顔にたくさん出会う。メグとノンとか。
航太さんにMETEORの「ファミコン展2010」のポスターを渡す。
一杯頂いてから、京都駅へ行き、夜行バス乗車。
斜め前の席の下から強烈な光が出てて真っ暗にする意味を成してなかったけど、ときめきに顔を出した効果かよく眠れた。魔女っ子効果か…。
5/22(土)
定刻通り新宿着。
BUBBLE-Bスタジオに行き、DVD「THIS IS IT」を再度予習w
夕方に落ち合うことにして外出、一度解散。
中野のメカノに行く。
中野テルヲさんのライヴ盤「Live at Shibuya Nest 1998062021」購入。
その後商店街近くの店で野菜カレーを食べる。
渋谷に出てフラフラしてるうちに「羽冨」という喫茶店を見つける。「はとう」と読むらしい。なるほど、「ハト」ね。店内は良い雰囲気。そこそこ賑わっていたけど落ち着く。
コーヒーを2杯頂く。
その後BUBBLE-Bと合流、SHIBUYA-AXへ向かう。
現地でm1dyさんとも合流。初めましてのTAI=chanと奥様(この日のために沖縄から上京)、福田タケシさんや梶ヶ谷のBUBBLE-B仲間の皆さんとも。
AX前は既に人で溢れている。
そして入場。ほぼ正面の指定席でとてもありがたい。
*****
さて、MJ-spiritとは何か。
MJ、つまり、マイケル・ジャクソン。マイケル・ジャクソンの魂。
マイケル・ジャクソンのステージを、一切のおちゃらけ無しで徹頭徹尾完全コピーするというユニット。そう、「徹頭徹尾」「完全コピー」。
最初は、SPEEDKING RADIOより前にBUBBLE-Bから話を聞いたんだと思う。
熱心なファンの方には申し訳ないけど、自分はMJを人並みに知っている程度だった。有名曲を数曲知っている程度。「Billie Jean」に至っては、政所君が発見したインドネシアのダンスミュージック「ファンキー・コタ」でリアレンジされているのを初めて聴いて知ったくらいの素人。そもそも洋楽に触れていないことが明白である(熱心に聴いたといえば、Aphex Twin、My Bloody Valentine、Tangerine Dream等といった一癖も二癖もあるものばかり)。
というところと、「コピー」というところにあまりピンと来ず、話を聞いた時はぼんやりと凄いんだなあと思った程度だった。凄いというのも、そこまでMJを愛している情熱に対する凄さにのみ感心したんだったと思う。
(あと、プロデュースを手がけるゴリラさんが「スティービー・ワンダ一(ワンダイチ)」と称してパフォーマンスしてた話を聞いて、酷い名前やなあ、最高やなあと思った覚えがある)
そのぼんやり感が切り替わったのは、去年9月の「SPEEDKING 09」。
その日は自分もAsohgiとして出演していて、自分のライヴも盛り上がり、共演者の皆さんもそれぞれ盛り上がりを見せるとても良い日だった。
そこにMJ-spiritでまさにMJとなる、bluetree(ブルーツ・リー)さんのソロパフォーマンスが行われた。
その時の感想を日記に書いている。以下の通り。
「bluetree from mj-spirit。mjとはマイケル・ジャクソン。MJコンテスト優勝、本人の前で実演して本人から大絶賛を浴びたほどのチーム・mj-spiritの中心人物。
MJのステージングを(曲の合間に水を飲む場面を含む細かい仕草は勿論、照明効果に至るまで完全にコピーして)完全にマスターしたbluetreeさん。MJをよく知らなくてもMJと見紛うのではないか、と思うほどに似ていて、物真似やなり切りの次元ではない、エンターテインメントを超えたエンターテインメント。冗談とか過大評価ではなく、本当にMJ本人と錯覚する、自分が何を見ているかわからなくなる瞬間がありました。芸能と呼ばれる物のある極地ではないかと。このような内容のライヴで身震いしたのは初めてかも知れません。本当に凄かったです。
今回は30分内で楽曲をチョイスしてまとめたステージだったのですが、本体mj-spiritでは何年の何ツアーを徹頭徹尾完全に再現するというステージも行うとのこと。 」
mixi Asohgi日記 2009年09月07日
そう、このコンパクトな30分のダイジェスト的な選曲によるステージでさえ、「徹頭徹尾」「完全コピー」だった。いわゆるコピーバンドとか物真似の類で、ここまでやる人というのは見たことが無い。
この翌月、「THIS IS IT」が公開された。
年が明けて、mj-spiritが「THIS IS IT」をやる、という話。
MJが実現しなかった「THIS IS IT」をやる?
前売チケットは発売後20分で完売したとのこと。AXという1000人規模のキャパである。
BUBBLE-Bがかろうじてチケットを取ってくれた。
DVD「THIS IS IT」で予習をし、今回の上京。
*****
オープニング。スペシャルゲストのケント・モリ氏(世界的な日本人ダンサー。「マドンナとマイケル・ジャクソンが取り合った日本人ダンサー」としても有名)が登場。告知と、サービス的なMJダンスを数秒披露。会場が沸く。
本編。
「MJはTHIS IS ITの50公演を成功させ、日本ツアーにやってきた」という始まりにグッときた。
そしてスタート。
ステージで展開されたのは、紛う方無き「THIS IS IT」。
「THIS IS IT」で見れたあれやこれやが、目の前で繰り広げられた。
見逃せない、隅々まで見逃せない。インターバルまで見逃せない。
時間軸上のライヴメニューはより詳しいファンの方のレポートを見るのが良いと思うので割愛する。
ようやく整理できた、個人的に特に鮮烈に焼き付いたところをピックアップすると、
コーラス、ダンサー、Zero Gravity、「Thriller」の蜘蛛とモンスター、「beat it」の地声コール&レスポンス、ギタリストソロパフォーマンス、「Billie Jean」の電光衣装とそれに対する極めてシンプルなステージ演出、MJ Air
…あー、結局、キリが無い。
そして、感情的な感想とか評価が、どれも陳腐に思えてしまい、言い切れない。
インターバルの度に「いやあー凄い!本当に凄い!」とか言いまくってたのが、後半につれて超越してしまって、何を見ているのかわからない状態になった。
そんな2時間強の怒涛のパフォーマンス。
終演後に会場を出た時は興奮もあってそれなりに喋ったりしてたのだけど、ひとまず何人かで近くのデニーズに移動した時には放心状態。5人くらいいて、端から見たら沈んでて不気味に見えたろうなと思う。
文字通り、言葉にできなかった(これを書いてる今もまともに言葉にできない)。尋常じゃない余韻。
それくらい、とんでもないエンターテインメントを超えたエンターテインメントだった。
この後、打ち上げに参加させて頂いた。
BUBBLE-Bを介して今回のプロジェクトに参画したCGチーム(ジャクソン5の楽曲コーナーのバックCGを担当、完全再現)やポリゴン太さん、児玉裕一さん(perfumeや椎名林檎等のPVを手がける映像作家。今回、DANGEROUS・MJ Air等々、圧巻の映像群を担当された)と対面し、更にゴリラさんとbluetreeさんとも対面。
リーさんに感想を伝えたのだがしどろもどろになってしまって、感情が高まってちょっと泣きそうになったりもした。リーさんは「そこまで感じて下さって本当にありがとうございます」と深々と頭を下げてくださった。あまりの誠実な方ゆえ、MJに惹かれ繋がるのかも知れない、と思った。
また、今回のメイクを担当されてた冨沢ノボルさん(著名なメイクアーティスト。また、King of Opusのナカさんの実兄)と去年秋のKing of Opusのライヴ以来の再会。参加されてるとは思ってなかったのでとても驚き、嬉しかった。ノボルさんと同行されてた野宮真貴さん(元ピチカート・ファイヴ)ともご挨拶させて頂いた。
打ち上げ会場でステージの記録映像の上映が行われた。数時間前の興奮がすぐに蘇った。
スポンサーが付くでも無い、完全なインディペンデントによる驚異的なステージ。
MJとMJファンへの徹底した愛情ゆえかも知れない。
今回のイベントタイトル、正式には
“MJ-spirit PRESENTS MJ FANS CONVENTION 「THIS IS IT」”。
ゴリラさんがSPEEDKING RADIOに出演された際、「来場するお客さんと一緒に作るステージ」というようなことを言われてた。“MJ FANS CONVENTION”。
改めて良いタイトルだなあと思った。
打ち上げ終了後、BUBBLE-Bと地元がほぼ同じなCGチームの皆さんとともに帰路。
BUBBLE-Bスタジオに着くなり、もう一度DVD「THIS IS IT」を見た。
印象がガラっと変わった。
夜明けの頃、余韻を存分に浴びたまま、ようやく寝た。
続く。
改めて、MJ-spiritの皆さん、公演に関わった全ての皆さん、お客さん、お疲れ様でした。
本当に素晴らしいステージを堪能できました。どうもありがとうございます。
インディペンデントとしては大きすぎるくらいの大規模でご苦労たるや並ではなかったと思いますし、難問も多々あったと思います。が、いち観客の我が儘として、
“MJ-spirit PRESENTS MJ FANS CONVENTION 「THIS IS IT」”、
再演、追加公演をしてほしいと切に願います。









