去る11/22(日)、秋葉原はMOGRAでのライヴ。
MOGRAの位置がわからず、不安を覚えながら地図を見ながら向かう。
ようやく着いたが、わかりにくい…。決して遠くないし、一度わかれば行きやすい場所ではあると思うけど。
着いたら皆さんお揃いで既にわきわきと準備を始めていらした。
初めましてな方、お久しぶりな方などに挨拶をし、ライヴの準備。場所がいかにもブースだったので、ブース前にセッティングさせてもらう。元々ステージ用の台らしい板場をステージ台を気付かず、高さもちょうど良いので機材の台にさせてもらう。
音リハ、段取り含めてそこそこの時間で終了。事前に聴いてた状況がどこまで改善されてたのか不安だったけど、何ら問題なくて安心。
タカハシヒロユキさんと一緒に来てたユキノリナさんが写真を撮りたいというので何枚か撮って頂く(そのうちの一枚が上記の写真)。
外出たら開場待ちのお客さんが列を作り始めていて、すげえなあと感心する。こんな光景滅多に見れない。
思ったよりスムースに進行してた模様。5分前くらいに客入れ開始。
タカハシさんのひたすら下向きの矢印が目に焼きつく良いインパクトを入口とし「Gravity Field」スタート。
当日の模様はここにダイジェストがアップされてるのでぜひご覧下さい。
Gravity Field Digest
・DJ TECHNORCH
今回のイベントコンセプトに合わせた選曲と演出を行なったようで、デトロイトテクノのミックス。後半5分でキックが出てくるまでの20分強を延々とブレイクとしてたようで、溜めに溜めたミックスを展開。ウチ君の性格がよく出てる内容だなあと思った。
・ToMad
壁に向かって機材をセッティングしてのPCDJ。その少しひねくれた行為と伸び伸びした感じが良いなあと思うが、何せ選曲とミックスが渋い。年を誤魔化してるんじゃないか?というようなプレイで、非常に面白い。
・Rising Sun Nova
ライヴセット。ブースで鍵盤を弾いてボコーダーボイスで歌い、ミックスを重ねて行く。基本的に速いBPMと音選びで最近のハードコアな雰囲気を匂わせつつ、とてもメロディアスでシンフォニック。ストリングスとかティンパニの、いわゆるオーケストラ的な音の組み合わせが面白くて格好良かった。もっと音圧が欲しかったなーと思ったけど、それは好みかとも思う。
この日一番好きでした。
・DJ Family
TRAKTORを駆使してスクラッチなんぞも交えつつ、展開もBPMも縦横無尽なプレイを展開。とても慣れてるなーという印象。選曲が面白かった。
・Asohgi
いつもの機材(BR-600/KP3/DS+ElectroPlankton/チベッタンベル)でいつものライヴを展開したわけですが、何せ長尺。今までライヴしてきたセットでは一番長かったかも。その模様は数日前にも上げましたが、流れとしては大きいうねりを出せたのではないかと。8bit RAVE収録の「star gatherer」も盛り込んだ、まあ滅多にやらない構成かと。
思ってた以上に反応が良く、その後の各所でもお褒め頂いており、面白かったようであれば何より。「妙な京都のやつが、ベル振り回して爆音かましていたことよ」などと覚え続けて下さればなお有難し。
0.カモメSE
1.after having licked the tower’s blood
2.maiden reverb
3.soil tower
4.giggling for moon daughter
5.the princess trapezium
6.月化のワルツ
7.baroque
8.star gatherer
9.bizzard alchemy
10.ginga
・Tofubeats
ディスコ~テクノ~ハウス~ブレイクビーツにちょっとエディット風味を添えつつの流麗なプレイ。ToMad君同様、彼も選曲とミックスが渋い。はちゃめちゃさが無い、というか洗練され過ぎてて何でこんな音出すんだろうとすごく不思議な気分。面白い。
・DJ Nacky
テクノ~ハウスを濃厚に吸収してきた人だなという印象。Familyさん同様、慣れてるなーと。安心して楽しめるプレイで華麗にトリ。
普段関西でしか会わない友達と会ったり、久しぶりな知人にあれこれ頂いたり、CDもけっこうお買い上げ頂き、あれこれ嬉しや。
空間はもう少し考慮すれば良かったなあと。再入場不可は仕方ないとして、音からの逃げ場が階段にしかなかったのは辛かった。せめてフロアの脇にも座れるようなセッティングをすれば良かった、と後で気づいちゃったこともあり。まあ、これはイベントが、というよりMOGRAの今後の運営課題だとも思う。
何より印象的だったのは、ToMad君、Tofubeats君、ウチ君といった、言わば自分より一つ世代が下の若い人たちが、自分が中高生の頃に慣れ親しんだ音、いわゆる90年代テクノ~ハウス的な音に非常に近い音を出していたこと。
エレクトロニカ、グリッチ、クリックハウス、ブレイクコア、そしてJ-COREにまで行って、バキバキのエディットものまでがっつり登場してきてる中で選択されてるのが90年代前半~中盤くらいの音というのが、自分がリアルタイムで聴いてきたことが大きいと思うけど、何せ非常に興味深い。
先祖返りでも起こってるのかと。
その意味で、自分が初めてオールナイトのイベントに行った頃のような感覚にもなった。お客さんが空間慣れしていないのか、行儀が良い印象だったのも含めて、にわかにテクノが動き出してきてた頃の雰囲気を思い出したり。
このままやっていけば、或いは良い意味合いでの引っ掻き回しぐちゃぐちゃチャンポンカオススープなんかを作れば、何か起こるのかも知れないなあと思ったり。
こういう場に呼んでもらえてとても嬉しかった。
バタバタしたのも含めて、内容の濃い楽しい一夜。
一部の人たちが打上げに向かう中、一足先においとま。
皆さんお疲れ様でしたありがとうございました。
ユキノリナさんによる、当日の模様を素材としたフォトコラージュ。面白い。